椎名林檎を披露宴で使いたい! その12
この記事は椎名林檎および東京事変ファンの私が、披露宴で林檎ちゃんの歌声を響かせるべく「ウェディングにどうか?」という視点で椎名林檎・東京事変の楽曲をレビューしてゆくシリーズです。
今回はソロ復帰アルバム、『三文ゴシップ』から。
「流行」
サカナなんかに通じるところがあるように思います。テーマが個人的過ぎますし、「結婚するぞ」という感じがしないです。
「労働者」
これも結婚っぽくないため、却下。
「密偵物語」
タイトル通り、スパイ映画の挿入歌のような楽曲。演出によってはありなのかも。
「○地点から」
お色直し再入場? には地味ですかね。テーブルラウンド、歓談あたりでしょうか。忌み言葉は無く、雰囲気もいいです。
「カリソメ乙女」
男と女の駆け引き、みたいな歌詞です。「女は嘘を吐いたって好いじゃないか」とか。もっと幸せそうな曲を希望。
「都合のいい身体」
ディズニーっぽい曲です。ただ、歌詞は底抜けに明るい訳ではなく、どう解釈してよいか迷います。最後のサビで「つらい帰りたい/こんな重要なときに限って/今日に限って」なので、少なくともここは使わないようにすべきですね。
「旬」
椎名林檎本人が「結婚式ソングになるといい」と言ったとか言わないとか(噂の出所を知っている方、教えてください)。
ピアノとストリングスが美しく響き、ラグジュアリーで大人びた雰囲気。歌詞はいくつかひっかかるところアリ。「貴方とお互いの生命がまだ/繋っていることを/確かめて」とか(「まだ」って何よ)、「別れを識る恐れから」とか(直後に「逃がして」と続きますが)。まぁ許容範囲ですかね。
お色直し入場、最後の新郎新婦退場に。
「二人ぼっち時間」
童謡風のファニーな楽曲。子供演出があったら使いたかった。他に使うなら、新婦お色直し退場とかでしょうか。
「マヤカシ優男」
緊張感がほとばしる、ジャジーな一曲。
「尖った手□」
サスペンス映画のような趣き。これでエンドロールやったら絶対にカッコいいのですが、「死刑判決」「極刑」「共犯者」「遺影」「遺言」「生存者」「刺す」「終身刑」……ダメですね。
「色恋沙汰」
軽妙でジャジー、良いかなと思ったのですが、「これっきりの日とあなた」はダメそうです。
「凡才肌」
兎角暗い曲です。心に響く曲ではあるんですけれどね。
「余興」
個人的に、そこまで好きではない曲です。珍しく。歌詞も「きっと又逢える」とか入りますし、却下で。
「丸ノ内サディスティック EXPO Ver.」
丸ノ内サディスティックの別アレンジです。何が良いって、英語が混ざるところです。さりげなく送賓で流してもいいのでは??? という気になります。
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