椎名林檎を披露宴で使いたい! その16
この記事は椎名林檎および東京事変ファンの私が、披露宴で林檎ちゃんの歌声を響かせるべく「ウェディングにどうか?」という視点で椎名林檎・東京事変の楽曲をレビューしてゆくシリーズです。
椎名林檎編は最終回です。最新アルバム『日出処』から。
「静かなる逆襲」
この曲で歌われる女性、結婚しなさそうです。一人で結構良い暮らししていて、でもちょっと寂しさも抱えていて、それでも都会の荒波(死語?)に負けずに生きていくわ!って感じです。「いいひと居ないかしら現地調達よ」が致命的にまずい。
「自由へ道連れ」
ギターがぎゃんぎゃん鳴る、スピード感溢れる楽曲。忌み言葉は「断ち切りたい」。サビです。
「走れゎナンバー」
小さい「ゎ」はギャル文字ではなく、ナンバープレートを意識したそうです。レンタカーの「ゎ」。ラテンでジャジーなナンバーで、私はこういう楽曲が特に好きですが、歌詞は幸せそうでも前向きでもないです。「関係を断ち切りたい。一切を金輪際。」ですからね。結婚式での使用はやめた方がいいです。
「赤道を越えたら」
哀愁漂うラテンナンバー。結婚式という雰囲気では、ないかな。
「JL005便で」
英語詞なのであまり意味が分からないのですが、少なくともめでたい唄でないことは分かります。
「ちちんぷいぷい」
この曲は「真夜中は純潔」や「密偵物語」、「熱愛発覚中」の系譜になるかなと思います。「RINGOW!」の掛け声に笑っちゃいます。ライブではとても盛り上がりますけど。
「今」
陰鬱な雰囲気。『Holiday jazz on 25th Nov.2013』収録の英語詞版の方がカッコいいと思っています。
「いろはにほへと」
椎名林檎を披露宴で使いたい! その11 - 節約和モダン婚を目指す花嫁のブログ をご参照。
「ありきたりな女」
個人的には、これぞ結婚ソングだと思っているのですが(たったひとりの愛する人を見つけた時に、何もかもきらめいて見えた少女時代が終わって、懐かしみつつ新しい幸せをかみしめる、と解釈しています)結婚式で流すべきかどうかは微妙です。「わたしは今やただの女」とか、いいのかしら。でも、どこかで使いたいです。花嫁退場とかね。
「カーネーション」
こちらも 椎名林檎を披露宴で使いたい! その11 - 節約和モダン婚を目指す花嫁のブログ に掲載。ありきたりな女からカーネーションへの流れは何か神懸かったものを感じます。
「孤独のあかつき(信猫版)」
英語詞になって、使いやすさはアップ。ただ、歓談にはちと派手。テーブルラウンドあたりに。
「NIPPON」
椎名林檎を披露宴で使いたい! その15 - 節約和モダン婚を目指す花嫁のブログ をご照覧。
「ありあまる富」
椎名林檎を披露宴で使いたい! その11 - 節約和モダン婚を目指す花嫁のブログ をご覧くださいまし。
個人的な話ではございますが、このアルバムは夫と出会ってから出たものなので、思い入れも深いです。